
マニラから日帰り観光できる場所はありますか?
自然美が見たいです。
早朝にマニラを出発してなんとか日帰りの場所ですが、とっておきをご紹介します。
マニラから日帰り観光で行ける登山コースが密集しているラグーナ州。
マニラからローカルの長距離バスに乗り、ジプニーに乗りトライシクルに乗り・・と相当冒険をしないと行けない場所ながら、それはそれは美しい滝があります。
Bukal Falls、またの名を秘密の滝といいます。
マニラから秘密の滝Bukal Fallsへの行き方
秘密の滝Bukal Fallsの場所とマニラ首都圏からの行き方をお伝えします。
Bukal Fallsの基本情報
Bukal Fallsの基本情報は次のとおりです。
場所 | ルソン(Luzon)島、マジャイジャイ(Majayjay) Barangay(バランガイ) Bukal ※Barangay(バランガイ)というのは |
Bukal Falls ツーリズムオフィス 公式HP |
Bukal Falls TOURISM OFFICE |
Bukal Falls公式 Facebookページ |
Bukal Falls, Majayjay, Laguna |
営業時間 | 月曜~日曜 5AM~5PM |
Bukal Fallsの場所
マニラ首都圏から見て南東方向のラグーナ州。
Bukal Fallsはマジャイジャイ(Majayjay)という町にあります。
Bukal Fallsへの行き方
マニラ首都圏からBukal Fallsへの行き方は次のとおりです。
交通公共機関を利用した場合の行き方ですが、実際は公共機関を使うとバスやジプニーの乗り継ぎが多く分かりにくいです。
分かりにくいから秘密の滝なのですけどね!
- Buendia/CubaoのDLTB バスターミナルへ集合 (朝4時半)
- Laguna(ラグーナ)のSta Cruz行きに乗り出発(5時)
- Pagsawitan またはMajayjay行きのジプニーのターミナルで降りる(7時ころ:バス代140ペソほど)
※バスなのにタクシーかのようにターミナルで降りるとか書いていますが、バスには運転手さんの他、係員さんが乗車してますので「●●についたら教えてくれ」と頼んでおくと着いたら教えてくれます。 - Majayjay行きのジプニーに乗り、Brgy BukalのBukal Falls入り口で降りる
※ジプニーの乗車時間は30-40分ほど。 - トライシクルに乗りBrgy Bukalのバランガイホールへ
※バランガイ=日本でいうところの●丁目地区のような地域の単位。バランガイホールは地区公民館のようなもの。 - Brgy Bukalのバランガイホールで入場手続き
※入場料が行ったか失念してしまいましたが必要だったとしても数十ペソほどのはずです。 - ハイキング開始
※16時にはBrgy Bukalのバランガイホールに戻りましょう - もと来た経路を戻ってマニラへ
Buendia/CubaoのDLTB バスターミナルは、早朝でもあちこちの方面へ向けバスが出ています。
バスターミナルは早朝は当たり前ですが暗いので注意!
また、ターミナル内にペットボトルの水やスナックなどが買える売店があります。
ラグーナ(Laguna)州はどんなところ?
ラグーナ州またはラグナ州とも呼ばれますが、ラグーナ州は「ラグナテクノパーク」と呼ばれる工業団地を有する一方、数々の温泉が湧いていることでも有名です。
そして、本記事でご紹介するBukal Falls他、まったく手付かずの自然の宝庫でもあります。
海のように見えますがラグーナ湖です。
ラグーナ州だけではないですがフィリピンにはあちこちに風力発電の風車が立っています。
原子力発電所が存在しない国フィリピン。
日本も見習うところがありますよね。
Bukal Fallsへのハイキング
Bukal Fallsのエントランスに付き、入場手続きをしてハイキング開始です。
この日は台風Maysakが再接近すると予想された日でした。
午後、小雨がぱらついたものの、結局マニラへは台風上陸せずでなんとか天気は持ちこたえました。
Bukal Fallsのバランガイホール(と言っても普通の人の家、家族が表でポテトチップスとか食べてる)を出てから、山を登ること2時間強。
野生のヤシの木。
ハイキングコースというかコースになっていない道をどんどん進みます。
途中、山の下の景色も見えて最高です。
お馬さんに遭遇しました。
フィリピンの馬は足が短く体格も小さいですが、荷物もいっぱい運んでくれて働き者です。
高い高ーいココナツの木。
樹齢何年か分からないほどですがこんな大木ばかりが生い茂っています。
滝の手前付近に小屋が!
ラグーナは甘くて実の部分が厚いココナツ(Bukoって呼ばれる)が採れることで有名です。
ラグーナのココナツ(Buko)
小屋でヤシの実が売ってましたのでつい飲んでしまいます。
マーケットでは1つ(ココナツまるごと一個)35ペソ(約94円)程度ですが、ここ山の頂上では観光地価格で50ペソでした。
「Buko(ブコ)ください」というと、斧で殻に飲み口の穴を開けて出してくれます。
飲み干した後ココナツのカラを持って行くと、半分に切って、ココナツの殻で作ってくれたスプーンと一緒に返してくれます。
スプーンでカラにへばりついた実を削って食べるのですね。
ココナツの殻のスプーン、いいでしょう?
水の透き通る秘境Bukal Fallsに到着
水の透き通る滝へ到着。
フィリピンは年中夏とはいえ、水は泳ぐには冷たすぎました。
Bukal Fallsの下はひんやり寒いほど涼しくて、シャツ1枚で行ってしまったのにちょっと後悔。
山はなめたらいかん!ということで上着をお忘れなく!
秘密の滝にふさわしい神々しい滝でした。
滝壺で泳げるので暖かい日だったら是非どうぞ!
Bukoパイ ラグーナ名物なので食べてみて
Bukal Falls、秘密の滝にふさわしい場所でした。
ラグーナはココナツ(Buko)が有名なのでバスの中などにBukoパイ売りがやってきます。
ブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイブコパイ・・・
と連呼しながらバスの中に入ってくるのですぐ分かります。
ラグーナで美味しいと評判のBukoパイ屋さんの玄関
白いココナツがびっちり入っているパイで、美味ですので食べてみてくださいね!
大抵1ホールで売られていますが、ちょっと今食べたいという人のためにカットしたBukoパイを売ってくれる人もいるので聞いてみてください。
PR フィリピンへの格安航空券を予約するなら
結論として「Expediaで航空券とホテルをセットで買う」のが一番お買い得です。
Expediaはオプションの現地ツアーも手配できるので旅に無駄がないです。
コメント