フィリピンに長期滞在します。
フィリピンでは手に入りにくい日本の物はありますか?
フィリピンに長期滞在や移住するとき「日常的に使っている日本の物が手に入らなくなったらどうしよう」と誰もが思いますよね。
結論から言えば、フィリピンでは手に入りにくい日本の物というものはありますが、生活必需品の中で”全く手に入らない物”はほぼありません。
実際、私もマニラで生活していて手に入らず困って仕方がなかったものはほぼありませんでした。
本記事では「フィリピンで手に入りにくい日本の物」を解説します。
長期滞在や移住準備の一助となれば幸いです。
フィリピンにない日本の物
日本では日常的にあるものながらフィリピンでは手に入れるのが難しい物です。
A4の紙
日本のオフィスではプリンタ用紙にA4サイズを使っている企業多いですよね。
フィリピンではレターサイズが多いです!
A4用紙は文房具屋でも品揃えが非常に少ないです。
フィリピンではアメリカ文化が浸透しているのが理由でしょう。
ただ、A4サイズの用紙がないわけではなく、私の勤務先のプリンタ内ではレターの中にたまにA4が混ざっているというちぐはぐな状態になっていました。
良いシャープペンシル
振ると芯が勝手に出てくるシャープペンやら、人間工学に基づいたシャープペンやら日本のシャープペンシルは本当に素晴らしいとよく分かります。
そのような高機能シャープペンシルをフィリピンではほぼ見かけたことありません。
筆記用具を高機能にするという発想が日本ならではなのでしょう。
マニラの街では、ボールペンと鉛筆使用率が高いですねえ!
ぴったりくっつくラップ
料理の上にかけておくサランラップなどの食品用のラップ。
ぴったりとくっつく日本のラップは本当に優秀!
フィリピンでもラップはもちろんありますが、ぴったりと・・とはいきません。
フィリピンの方への穴場的土産にもラップなど面白いかもしれませんね。
日傘
雨傘ではなくて晴れの日にさす日傘。
雨傘よりも少し小さめで、刺繍が施してあったりと見ているだけでも美しい日本の日傘。
フィリピンは年中夏で太陽もサンサンと降り注いでいるのに”日光だけを避けるための傘=日傘”というものがありません!
皆、雨傘さしています。
結構意外ですよね。
フィリピンで日本の雨傘さしていると「お、きれいな傘だね!」と注目を浴びます。
冬のコート
年中真夏のフィリピン、冬のコートをフィリピンで手に入れようとするのは流石に大変です。
フィリピン滞在中は良いですが、帰国が真冬になる予定のときは帰国時の空港からご実家等までのことを考え、冬のコートを一枚荷物に入れていったほうがよいでしょう。
フィリピンでもセーターくらいなら結構簡単に手に入ります。
ユニクロなどで。
フィリピンは四季というものがないので、冬に憧れがあります。
だからほぼ必要なくてもセーターなど冬の服を着てみたい人はいるのですね。
漢方薬
日本の病院では西洋医学に基づく薬の他漢方薬も処方されたりすることがありますね。
また、日本では漢方薬は薬局にも普通に売っているので買うことが良くあります。
フィリピンでは少なくとも普通の生活の中で漢方薬にお目にかかったことはこれまでなかったです。
漢方薬もあるのでしょうが少なくとも、マニラの医者で処方されたことはなかったです。
逆に、普通の西洋の薬は、頭痛薬でも酔い止めでも塗りすぐりでも日本と同じ薬が手に入ります。
お気に入りの漢方薬などある方は、フィリピンに移住前に日本で調達しておくとよいでしょう。
日本の切手、着物や和楽器、和紙など
当然といえば当然ですが、日本の切手、和楽器、和紙などはほぼフィリピンでは見たことありません。
着物はマニラで見たことありますが、ペラッペラの”偽”着物のようなものくらいです。
日本古来のもので質が良いものはさすがにフィリピンでお目にかかる機会はあまりありません。
鼻セレブなどの高機能ティッシュ
日本のティッシュで、かんでも鼻が痛くならないものとか、保湿剤入りとか高機能な商品がたくさんありますね。
そういった高機能ティッシュはフィリピンではお目にかからないもののひとつです。
ティッシュを高機能にしようという発想自体が日本独自かもしれません。
フィリピンで手に入りにくい日本の物
フィリピンでも手に入るものの、高価だったり見つけるのがちょっと大変な日本の物です。
日本の食材
マニラにも日本食材店はあります。値段は高いですが。
日本の食材はスーパーにも売っているし、手に入らないということはないですが、多少高価なのはやむを得ませんね。
マニラでの場合、店舗数としては日本食材店より韓国食材店の方が多いです。
韓国食材店でも多くの日本の食材が手に入るので、私は日本の食材を手に入れたいときに結構利用していました。
韓国食材店で手に入る日本の食材は、そうめんやうどんなど。あと”ごぼう”がどうしても食べたい!というときに置いてあることが多かったです。
味噌はフィリピン料理でも使うので普通にスーパーマーケット等に置いてあります。
例えば、酸っぱいスープに野菜や肉・魚を入れるシニガンというフィリピン料理がありますが、魚を入れる場合、味噌も入れると美味しいので。
フィリピンでもパッケージに”MISO”と書いてあります。
ユニクロ
ユニクロ、フィリピンに店舗が多数あります、少なくともマニラには。
面白いのが日本のユニクロよりフィリピンのユニクロのほうが値段が高いです。
だから私はフィリピンではユニクロを買ったことがありません。
ユニクロ製品はフィリピンでもあちこちで買えますが、購入するなら日本のユニクロのほうが良いですね。
牛乳・乳製品
フィリピン、少なくともマニラ近郊では酪農は盛んではなく牛乳はじめ乳製品は高級品です。
筆者は酒のつまみにチーズというのが好きですが「このツマミ用チーズが240ペソ(=約500円)か・・」と思うと買うのにかなり躊躇します。
ちなみに、代わりにはなりませんが、ココナッツミルクは逆に高品質のものが日本よりはるかに安価で手に入ります。
革のバッグや小物
乳製品同様ですが、革のバッグや小物は購入するとなるとインポート製品かつ高級ブランド品が主なのでフィリピンで買おうとすると敷居が高いです。
革の靴など擦り切れたりすることがありますが、革製品の修理をしてくれるところはあります。
私はリペアショップMr-Quickieが近く、革のサンダルの剥がれを修理してもらったことがあります。
おわりに
「フィリピンにはない or 手に入りにくい日本の物」をご紹介してきました。
フィリピン生活に慣れてくると意外と日本の物へのこだわりが薄れていきます。
ただ、どうしてもというものは、フィリピン国内での購入は試みず、調達は日本でしてフィリピンに持っていったほうが良いですよ。
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