フィリピン マニラのタクシー事情&乗り方&相場【ドライバーの都合で停車】

フィリピンではじめてタクシーに乗る予定のかたは是非知っておいていただきたい。

マニラのタクシーは、途中ドライバーの都合でよく止まります。

その理由。

マニラでのタクシーの基本的な乗り方

 

ここでは流しのタクシーに乗車する時の基本的な乗り方と注意点をお伝えしましょう。

1. 手を上げてタクシーを止める

2. 値段の交渉をする

日本同様、タクシーにメーターが付いています。
きっちりメーターどおりの値段で走ってくれるドライバーもいれば、乗車したときに行き先により値段交渉するドライバーもいます。

日本では値段交渉はほぼされないので、少々びっくりするかもしれませんね。
でも、EDSA大通りなどマニラの大渋滞のことを知れば「メーターきっちりなんてドライバーさんも商売にならないよね」と理解出来るはずです。

例えば、北から南へEDSAを通ってニノイアキノ空港へ行くとして、渋滞がなければ45分で付くところが、夜間や朝など2時間-2時間半平気でかかりますからね。

メーターどおりではやってられないので「空港まで500ペソでどう?」と交渉してくるわけです。
このとき値切り交渉を忘れずに!
「300ペソはどう?」「じゃ、400ペソで」という具合で、大抵の場合、当初の提示額より低い価格で交渉成立できます。

3. タクシーに乗り込む

価格の交渉は乗ってからのことも多いですね。

乗るときは、日本のタクシーのようにドアは勝手に閉まらないので、自分で締めます
荷物も自分でトランクにいれます。

有料道路を使うときは事前に「有料道路使う?」と聞いてくれるので、急いでいるようだったら使います。有料道路の代金は料金所で乗客が払うので料金を手元に出しておき、料金所になったらドライバーに渡してあげてください。

タクシーに乗ったら鍵をかけてくださいね!

4. 目的地に着いたら降りる

目的地に着いたらお金を払って降ります。

大きな荷物などをトランクに入れるのを手伝ってもらったりしたときなど、チップを渡すと喜ばれます。20ペソ札とかそのくらい。
まあ、私はあまりチップ付けないのですけどね・・。ケチですいません。

マニラのタクシーの相場

マニラのタクシーにはだいたい白い車体で「Taxi」の文字より大きく「AirCon」て書いてあります。笑

マニラのタクシーの相場は次のとおりです。

マニラタクシー

一般的なタクシー

白いことが多いです。

  • 初乗り料金 500メートルまで40.00ペソ
  • 距離料金 300メートルごとに3.50ペソ
  • 待機時間料金 2分ごとに3.50ペソ

上述のとおり、交通渋滞があるので別途値段交渉となることも多いです。

EDSA大通り沿いの巨大モールSMメガモール※からマカティまでタクシーで行ったとして、平均して150ペソ=約320円くらいでしょうか。

※SMメガモール:
MRTのオルティガス( Ortigas )駅とショーブールバード( Shawboulevard )駅の間にある巨大モール

空港タクシー(通称イエロータクシー)

空港から出ているタクシーです。車体が黄色いからイエロータクシーです。
一般のタクシーよりは少々高額。

  • 初乗り料金 500メートルまで70.00ペソ
  • 距離料金 300メートルごとに4.00ペソ
車体に「Taxi」の文字より大きく「AirCon」と書いてある理由。
南国フィリピンでは「きちんと冷えている」というのが最高のおもてなしなのですね。
だからエアコン付きですよということはアピールになるのです。
バスも同様でエアコン付きバスとエアコンなしでは値段が違います。

なぜマニラのタクシーは止まるのか【マニラのタクシーTIPS】

マニラのタクシーは、途中ドライバーの都合でよく停車します。
よく止まるマニラのタクシーは、どこで止まるのか。

だいたいガソリンスタンドでトイレとか給油とか。

20150815_taxi

 

街のコンビニとかガソリンスタンドでは、何も買わなくてもトイレを拝借できるからもある(頼むと貸してくれる)。

マニラのタクシーは乗車時間でもメーターが上がっていく方式であるというのもある。

運転手さん止めるの普通って思ってるんで、
止まるんだったらメーターもちょっと止めてとお願いしておくと良いです。

でも、乗客誰でもに対して止めているというよりは、外国人だと(旅行とかで来てることが多いので)止めていることが多いかな。

フィリピン人の友人と乗車しているときは、あまり止まらないもの。

まとめ「マニラのタクシーは人による」

フィリピンのタクシーのちょっとしたTIPSでした。

マニラのタクシーの良し悪しは本当に「ドライバーさんによる」ので、アタリなタクシーを見つけて乗車してくださいね。

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コメント

  1. JEEPNEY より:

    フィリピンあるある、楽しく読ませて頂きました。
    私が、以前にタクシーの運転手にそれをやられた時は、メーターが時間とともに少しずつ上がったので腹が立ちました。
    メーターは、日本のタクシー同様に、車が動いてなくても時間でも上がる仕様のはずです。

    運転中に尿意を催しても、ガス欠寸前でも、客が乗るまでは必死に我慢して、客が乗った途端にガソリンスタンドへ直行してメーター代金を少しでも多く稼ぐ「計画的犯行」だと思ってます。
    多分、彼らは毎日、トイレに行く時は、100%客が車に乗ってる状態でトイレに駆け込んでるのではないでしょうか。

    • m_a より:

      JEEPNEYさん、ご訪問とご指摘ありがとうございます!
      ひえー。なんで私時間とともに上がってるの今まで気がついていなかったんでしょう。。ボケボケです。
      今更調べたところ、Jeepneyさんおっしゃるとおり2分で3.5ペソ上がるんですって!
      http://www.dencio.com/2013/12/manila-taxi-fare-guide-table-by.html
      そうか。。。なんかドライバーは皆トイレ行くよなと思ってたら、わざとかもしれませんね。

  2. Tom より:

    ふぃりぴんのタクシーメーターの課金も日本と一緒で距離と時間の両方ですよ。
    メーターをよく見ると時間がカウントされているのがわかります。
    良心的なドライバーは、トイレや給油の時にメーターパネルのSTOPボタンを押して時間課金を止めてくれる人もいますが、ほとんどのドライバーは使いませんね。(泣)

    • m_a より:

      Tomさん、ご訪問とご指摘ありがとうございます!
      なんで私時間とともに上がってるの今まで気がついていなかったんでしょう。。ボケボケです。
      日本ほどは時間で上がってないから気がついていなかったものと思います。
      STOPだれも押してませんね。そのくせちょっと道が混んでるとTraffic,Trafficを連呼しチップを要求するという。(笑)