マニラと成田間の格安航空券を予約する方法【LCC当日欠航で足止め】

格安LCCーカバー

マニラに在勤していると日本の正月とも重なるクリスマスホリデーまたは、4月のイースターの連休付近で、日本に里帰りすることが多いです。

そのとき、いかに安く日本とマニラを往復するかということに頭を悩ませるわけです。

本記事では、マニラと成田(東京)間を往復するとして、最安値となる航空券を予約する方法を説明します。

ニノイアキノ(マニラ)と東京間を就航する航空会社

海外からマニラに降り立つ場合に利用するのがニノイアキノ国際空港です。
一方、マニラへ向かう便が就航しているのは東京都内だと、成田国際空港または羽田国際空港です。

ニノイアキノ国際空港(マニラ)と成田(東京)間を就航する航空会社には、現在次の計6社の航空会社があります。

  •  ジェットスター・ジャパン
  • セブパシフィック航空
  • フィリピン航空
  • デルタ航空
  • 全日空
  • 日本航空

ニノイアキノ国際空港(マニラ)と羽田(東京)間を就航する航空会社には、現在次の計3社の航空会社があります。

  • 日本航空
  • 全日空
  • フィリピン航空

マニラと成田・羽田空港間の飛行時間

マニラと成田・羽田空港間の飛行時間は直行便の場合は、次のとおりです。

出発地 航空会社 飛行時間
羽田 日本航空 4時間50分
羽田 全日空 4時間35分
羽田 フィリピン航空 4時間20分
成田 デルタ航空 5時間5分
成田 ジェットスター・ジャパン 5時間0分
成田 日本航空 5時間5分
成田 ジェットスター航空 4時間40分
成田 全日空 5時間0分
成田 フィリピン航空 5時間5分

 

ニノイアキノでの入国審査+預け荷物の取得に要する合計時間はフライトの時間にもよりますが、経験上、早くて30分遅くて1時間くらいです。

ニノイアキノでの入国審査の内容

ちなみにニノイアキノ国際での入国審査の内容は次のとおりです。

  • パスポートと航空券見せる
  • How many days?(何日滞在するの?)
  • Where you stay?(どこに?)
  • With who?(誰と?)
  • 顔写真撮影

そのくらいですね。
結構適当です。笑

日本では旅行者に「誰と旅行?」はそれほど聞かれないかと思いますが、フィリピンで聞かれる理由として「フィリピン人は一人旅などほぼしない」という背景によるものと思われます。

マニラと東京間のフライトにLCC(格安航空券)はどう

マニラと東京間の航空券の最安値となる買い方はどれか?

結論を言います。

セブパシフィック航空のプロモを利用する

プロモーションとは

日本では「セール」とか「安売り」などと言ったりしますが、フィリピンでは安売りセールのことを「プロモ」と呼びます。

航空券にかかわらず、町のスーパーなどでも安売り品の側に「PROMO」と書かれていることが良くありますがそれらも”セール品ですよ”という意味です。

セブパシフィックのプロモを利用して格安航空券を予約する

マニラと東京間の航空券の最安値となる買い方は「セブパシフィック航空のプロモを利用する」方法です。

セブパシフィック マニラ格安LCC

成田とマニラ間往復が”6000円”など非常にお買い得なのですが、セブパシフィックのプロモはある日突然始まります。

プロモの情報は常にセブパシフィックのプロモーションのサイト上に更新されます。
突然プロモがはじまるので、更新情報を受け取りたいときはメルマガ登録しておくのがよいでしょう。

セブパシフィックメルマガ登録

LCC(格安航空券)の落とし穴

東京とマニラ間で就航しているLCC(格安航空券)は、セブパシフィック航空とジェットスター・ジャパンになります。

LCCは確かに安いのですが、到着翌日に仕事や他の予定がある場合などは避けた方が良いでしょう。

LCCのトラブル「成田からマニラに戻れなくなった話」

LCCの格安航空券をゲットし、意気揚々とマニラから成田へフライトし、里帰りした時の話です。

正月を実家で過ごし、月曜日からの仕事に備え、土曜日の成田発マニラ行の午前発便を予約していました。
成田を午前中に出れば午後早い時間でマニラの自宅に戻れ、翌日日曜日はゆっくりできるからです。

実家から成田空港に到着し、マニラ行きが出るターミナルへ行きますと・・

黒山の人だかりが・・

「どうしたのですか?」と他のお客さんに聞きますと「本日の便はどうやら飛ばないらしい」と

その後、航空会社の方からアナウンスがあり日航ホテル成田の宿泊券を渡されました。笑

「今日の便は取りやめにしたから、成田で一晩止まって明日また来い」ということですね。

LCCはなぜ格安にできるのか

LCCも他の航空会社も機体を飛ばして現地に向かうのは同じです。

LCCだとなぜ格安運賃が実現するのでしょうか。
LCCが次のような方法でコストを抑えているので格安運賃が実現しています。

  1. 乗り降りの時間を極力短縮して便を増やすことで効率化を図っている
  2. 余分な燃料を積まずに最小限の資源で飛行機を飛ばす
  3. 機材は使い回して一日で多く飛行機を飛ばして便を増やす
  4. 乗客が少ない場合は運行しない

私の便が突然欠航になってしまったのは上記の3と4の理由です。

私の乗る予定の便は、機材は使いまわして「ダーウィン→マニラ→成田→マニラ→ダーウィン・・」と往復就航している便でしたが、天候の理由でダーウィン→マニラへの到着が遅れてしまい、成田へは時間どおりに着かなかったので欠航することにしたということです。

また、乗る予定だったのは土曜日だったため、日曜に比べ乗客が少なく「土日の乗客を合体」してしまったほうが一度に大人数を運べるのでコストダウンになるということです。

ホテル日航の宿泊券よりも土曜日の1便を欠航してしまったほうが安いということです。

よって、LCCはコストダウンのため突然の欠航がありますので、予定に余裕のある方しかおすすめできません

まとめ「せっかくだから台湾に寄り道はいかがでしょうか」

マニラと成田(東京)間を往復する場合で最安値となる航空券の取り方について紹介しました。

LCCはお得ですが予定に余裕を持ってご利用くださいね。

格安航空券とは少し異なりますが、個人的なおすすめとして「マニラから他の国に寄って、観光してから日本に帰国する」というのも楽しいです。

マニラからは、ベトナム・カンボジア・中国など主要都市にたくさんの便が出ています。

2都市以上の複数都市に滞在できる航空券「周遊航空券」を使えば、マニラだけでなく他の国も観光できます。

周遊航空券を予約する際、乗り継ぎ地に24時間以上滞在する「ストップオーバー」で寄り道した国に滞在できます。

航空券を予約するときに、経由地の空港の到着・出発日時をずらして予約するだけです。

旅行でマニラにお越しの場合は、他の国も同時に観光できて楽しいですよ。

私が日本帰国時に寄り道で観光した都市の中では、個人的には台湾がおすすめです。
台湾は1泊でもグルメと観光を楽しめました。

品揃えが一番多く経由便も予約しやすいので、私はExpediaから予約を入れることが多いです。

是非、楽しい旅の計画を!

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