フィリピンの成功企業ジョリビー(Jolibee)のビジネスモデルをどう思う?

フィリピンの人々は非常に勤勉ですが、その中で成功しているビジネスマンの一人を紹介しましょう。

フィリピン屈指のファーストフードチェーン店のマスコット「ジョリビー(Jolibee)」さんです。

本記事では、ジョリビー(Jolibee)という企業のビジネスモデルについて、筆者が知りうる情報を共有します。

皆さん、どう思われますか?

フィリピンの成功企業ジョリビー(Jolibee)とは

フィリピンを訪れたことがある方ならあちこちで目にしたことがあるでしょう。
この可愛らしいのか良くわからないマスコットを。

やり手ビジネスマンの「ジョリビー(Jolibee)」さんです。

ジョリビーは蜂なので、ビジネスマンならぬビジネスビーでしたね

 

Jolibee

 

蜂と言われないと蜂と分からないこの赤い服のマスコット。

ジョリビー(Jollibee)とは、フィリピン華僑のトニー・タンが率いるフィリピンのファーストフードチェーン店です。

価格はマクドナルドよりもさらに安いです。

ジョリビーの基本セット パンならぬライスで

ジョリビーが提供しているメニューは、マクドナルドなどの他のファーストフードとも重複し、チキンやジュースなどが主なラインナップです。

特徴的なのがお米(ライス)。

ジョリビー

 

ジョリビーのセットはこんな感じです。
チキンとジュース、ライスが基本セットです。

パンじゃないですよ、お米の国フィリピンですからライスです

ちなみに、マクドナルドでもフィリピンのマクドナルドではチキンセットにライス付きもあります。

ビジネスマンとしてのジョリビーの姿

私、このジョリビーってやつは好きになれないのですよね。

味もかなり美味しくないのもありますが、ジョリビー見るとモヤっとした気持ちになるのです。

こんな私の見聞きしたエピソードが発端です。

少し聞いてください。

もはや医療の施しようのない子供の病院で営業活動

国民健康保険というものが機能していないフィリピン。

保険には自腹で加入するか、勤務している会社がラッキーなら会社負担かで加入します。

にもかかわらず、マニラ内で国民だれでも診療が受けられる公の病院は2つのみと言われ、そのうちの1つがPhilippines General Hospital。

LRTのPedoro Gill駅の目の前にあります。

ベッドがところ狭しとならび、どう見てもこの先長くないであろう子供たちが入院しています。

ボランティア仲間たちとここでクリスマスパーティをしようということになったときのエピソードです。

Philippines General Hospitalに突然やってきたジョリビー

フィリピンのマクドナルドでありマクドナルドよりも安いジョリビー。

子供たちの数が多いので何か食事を提供というときにはジョリビーとなることが多いのです。

「Jolibeeのチキン+スパゲティー+コーラの120Pの食事、オレンジ、りんごとプレゼント」が子供ひとりひとりに手渡されます。

この日のジョリビーはPhilippines General Hospitalの目の前のジョリビーで調達したものです。

しばらくしますとね、あの赤いハチが病院内に入ってきました

わたしたちはジョリビーで買い物したけど、特にこのジョリビーマスコット君の慰問は依頼していません。

ここの病院の患者やその友人らはジョリビーの重要な潜在顧客ですからね。

ジョリビー自ら子供に愛想を振りまきにやってきたのですね。

一緒に写真撮ったり、握手したり、営業活動に余年がありません。

 

Philippines General Hospitalにてイラスト

 

確かにこのジョリビーがしていることは、子供たちに喜ばれているのかもしれません。

だけど、宣伝活動目的でここにやってきた彼の姿を見るたびに、なんとも腑に落ちない感覚に襲われるのですよね。

Jolibeeファームと名付ける代わりに寄付をするというジョリビー

貧困地域で養鶏場を建てて自立を促すプロジェクトを企画していたNPO団体職員の知人。

ジョリビーの副社長から申し出があったそうです。

「養鶏場建設の費用を工面し、生産したチキンをジョリビーですべて仕入れるから、養鶏場の名前を”Jolibee ファーム”にして欲しい」と。

この知人は”資金は欲しいが動機がクリーンじゃない”と断ったそうです。

ジョリビーの言っていることは間違ってないですが、こちらもちょっとモヤっとしますね。

社会福祉とその資金の問題、正解がなく考えさせられます。

まとめ

ジョリビー(Jolibee)という企業のビジネスモデルについてご紹介してきました。

皆さん、このビジネスモデルをどう思われますか?

高校生の社会関係の授業で、議論の題材として良さそうな話ですよね。

そして、なんと、ジョリビーが日本にも上陸するとかなんとか!

ジョリビー、18年に日本1号店 フィリピン外食大手、自前で食材生産 - 日本経済新聞
ジョリビー・フーズのトニー・タン・カクチョン会長は日本経済新聞の取材に対し、2018年に日本に「ジョリビー」の1号店を開設する考えを示した。一問一答は以下の通り。――有望な市場は。「カナダやイタリアのほか、日本にも進出したい。18年に東京に1号店を出すのが目標だ。まずは日本に住むフィリピン人をターゲットにする。認知度を...

味がちょっとという理由で私は行きませんが、ご興味がある方はオープンしたら覗いてみてくださいね。

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