フィリピン人は明るくておおらかなことは周知の事実。
そんなおおらかな国民性が表れたエピソードを思い出しました。
とあるネットワーキング関連のイベントにて
とあるネットワーキング関連のイベントに出席したときに、初めてお話したフィリピン女性とのこんな会話。
私が日本人と知ると、日本に関連のある話題を持ち出してくれますが。。
両親100%フィリピン人家系の彼女が、「弟、ジャパニーズ」とサラッと言うので、意味が分からなかったのです。
話を聞けば、弟たちは遠い親戚のシングルマザーの子どもたちで、フィリピンに遊びに来ていた日本人との子供なのだそう。
実親さんが育てられないので、親戚である彼女ご一家が引き取ったのですね。
フィリピンは宗教の影響もあり、堕胎はタブー視されている部分があります。
実際私の元同僚には、シングルマザー率、それはそれは高かったです。
一方、養子を仲介する方々もあり、実親さんと養親さんが鉢合わないように間に入ってくれるのですが、日本と比べると、それはそれはプロセスが短く(というかプロセスなし)、養子というのは一般的です。
いや、一般的にしないと、社会が回らない状況なのかと。。。
おわりに
日本方式が良いのかフィリピン方式が良いのか、私なんとも言えませんが、
「おい、日本人父よ、しっかりせーよ!」と思ったと同時に、
誰の子であろうが育てるという心の広さに、「私だったらどうするだろう」と考える機会となった出会いでした。